プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い

「プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い 」ってなんでしょう?

とてもよくご質問いただくので、できるだけ簡単に書いてみたいと思います^ ^

プリザーブドフラワー preserved flower は、直訳すると「保存された花」

一方、ドライフラワーはdried flower 「乾燥させた花」です。

プリザーブドフラワーとドライフラワーでは、そもそもの作り方が違うのです。

プリザーブドフラワーは、薬剤を使用して一度お花の色を抜き、そのあとでもう一度染料で染めて作ります。

一方のドライフラワーは、文字通り、生花をそのまま乾燥させて作ります。


SPONSORED LINK
◆ プリザーブドフラワーの特徴

プリザーブドフラワーは、生花のようなみずみずしさが特徴です。また、比較的長期間保存できます。

色持ちの期間は保存の状態によるので一概には言えませんが、一般的には2〜3年と言われています。

ただ、上記の期間は、本当に保存状態によります。

私は一度、太陽光がよくあたる暖かい窓辺に作品を置いていて、1日で褪色させてしまったことがあります…。特に薄い色のお花は褪色しやすい印象です。

プリザーブドフラワーは直射日光と高温多湿に弱いので、保存の際にはこの点に気をつけていただけると、より長い期間楽しんでいただけます。

薬剤処理したお花なので、時間が経ってもポロポロ崩れてくるようなことはあまりありません。

ただ、困るのが、湿度が高い時にはお花の染料が滲み出てくることです。

この染料は服などにつくとなかなか取れづらいので、注意が必要です。(式場様で、プリザーブドフラワーは禁止と言われるところもあるようですが、これが原因かしら…と勝手に思っております。)

特に濃い色のお花や葉物で液だれや色移りが多いです。


◆ ドライフラワーの特徴

ナチュラルな質感が魅力のドライフラワーですが、プリザーブドフラワーに比べると色持ちの期間は短くなります。

一般的には半年〜1年と言われておりますが、こちらも保存状態によって異なり、プリザーブドフラワーと同様に、直射日光、高温多湿を避けていただくのが望ましいです。

ドライフラワーには薬剤が使用されていませんので、染料が滲み出ることはありませんが、こちらは時間の経過とともにお花が脆くなるものが多いです。

花弁が取れやすくなったり、ふとした瞬間にぽろっと壊れてしまったり…そういったことが起こりやすいお花です。(そしてたまに虫が付いてしまったりすることもあります。)

色もちは難しいですが、それでも、徐々にセピア色に変化するドライフラワーもとてもかわいいです。

先ほど1年程の色もちと書きましたが、私自身は5年ほど手元に置いているドライフラワーもあります。

お花の期限を決めるのは、お好み次第でもあります(^^)


SPONSORED LINK
◆ 結局ブーケにはどちらがおすすめなのか?

プリザーブドフラワーとドライフラワーではどちらが良いのか?というご質問もよくいただきます。

結論から言えば、「自分の好きな方を選ぶべし」です。

プリザーブドフラワーでしか出せない生き生きとした色味もありますし、ドライフラワーでしか出せない自然なお花の良さもあります。

お花の種類によっても、プリザーブドフラワーにしやすい/しにくい、ドライフラワーにしやすい/しにくい などの制約もあります。

お好みのお花や雰囲気によってお選びいただくのが一番かなと思います。

*hana_mof*では、プリザーブドフラワーとドライフラワーの両方を用いてブーケを作らせていただくことが多いです。

ちなみに、アーティフィシャルフラワーという名前の花材もございますが、こちらはいわゆる造花です。

シルクフラワーと呼んだり、アートフラワーと呼んだり、呼び方はいろいろあるようですが、全て造花を指します。

最近の造花は本当によくできていて、生花かと見紛うほどのものも多いです。

プリザーブドフラワーやドライフラワーにするのが難しいお花でも、造花ならご用意することができたりします。

花材の枠にとらわれずに、プリザーブドフラワー、ドライフラワー、アーティフィシャルフラワーのそれぞれの良さをお楽しみいただけましたら嬉しいです。

SPONSORED LINK